スピッツと日曜日
『晴れ~た空だ日曜日』
スピッツ「日曜日」の歌詞の一節です。明るくて無邪気で、幸せで。だけど「戦車」とか不穏なワードも散りばめられて不思議な雰囲気を持った、私の大好きな曲です。
この曲はそれこそ「日曜日」ってタイトルなわけですが、このほかにもスピッツには日曜日を感じる曲がたくさんあります。
例えば、「運命の人」もそうですね。
バスの揺れ方で人生の意味が 解かった日曜日
この有名で鮮烈な印象を与える冒頭の一節にも「日曜日」が登場します。
人生の意味が解かるほど、ぼんやりとバスに乗っているのは絶対に日曜日に間違いない。田舎町を走るバスに1人でぽつんと乗り、どこを目指すでもなくただただ景色を眺めているような、そんな風景が浮かびます。そんな日は、やっぱり日曜日な気がする。
そのほか、私が日曜日を感じる曲といえば、
『海を見に行こう』
『日なたの窓に憧れて』
『プール』
このあたりでしょうか。サンサンと降り注ぐ陽光と幸福感の中にあって、ちょっとだけの寂しさと不幸の気配を感じる。私にとって日曜日って、そんなイメージなんですよね。
あっ、忘れてた。
『猫になりたい』
猫になりたいって思うのも、「日曜日」な気がする。
こんな風に、スピッツの曲の中には「日曜日」を感じるものがたくさんあります。草野さんにとって「日曜日」ってどんな日なのかな。やっぱりちょっと特別な日だったりするのかな。
あ、最近ではラジオ「ロック大陸漫遊記」の日でもありますね!