サウンドによる表現がスゴイと思うスピッツの曲3つ
当たり前のことですが、曲はサウンドと歌詞で構成されています。スピッツの曲はその両方が絶妙なバランスでからみあって一つの曲を作り上げているのですが、その中でも個人的に「この曲のサウンドはスゴイ!」と思う曲について取り上げてみようと思います。
渚
この話をするなら、渚は欠かせません!曲全体で奏でられる音が「渚」を表現してる。ただ曲を聞いているだけなのに、裸足で波打ち際に佇んでいる気分になります。他の曲を聞いている時はどうしても歌を追ってしまいがちだけど、この曲を聞くときだけは「全身で浴びている」って感じがするんですよね。
サンシャイン
冬の朝のふわっとした光を感じる曲。「すりガラスの窓」というワードと、ちょっとマイナーな曲調、ほのかなエコー、繊細なギター、そして草野マサムネの声が合わさって柔らかな光を浴びている気分になります。この曲を聞くと自分が浄化されたような気がする。
何度も聞いていて、「あさぼらけ」というワードが浮かびました。「和」な感じな曲です。
水中メガネ
これはスピッツの楽曲では無いけれど、草野マサムネ作曲ということで。
水中の様子をこれ以上に音で表現できるだろうかってくらい、表現されていると思う。特に一番のバックでずーっと鳴っている2つの音を同じリズムで繰り返している音が好き。でも、この音途中で消えて最後にまた戻ってくるんですよね。
これってどういう意味なんだろうって考えてたんだけど、歌の主人公が思考(過去の記憶?)に潜っていって回りが見えなくなっている様子を表しているのかなって勝手に解釈しました。そして、最後に現実に戻ってくる、なんてね?
こういうの考えるのホントに楽しい。
またスピッツの曲について語りたくなったら、ここにやってきます。めっちゃ不定期更新です(笑)