ハチミツの魔法にかけられて

スピッツ大好きアラサー主婦がスピッツについて語ります

スピッツの「醒めない」

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明日27日はスピッツのNEWアルバム「醒めない」の発売日ってことで、盛り上がってますね。私も次回日本に帰ったら絶対買おう!

スピッツの皆さんも、テレビやラジオ出演でのプロモーションでとてもお忙しそうですね。個人的には、以前はスピッツとダビングしたMDを通じてのみ向き合ってきましたので、ファンの方がアップされたラジオ音源を聞かせていただいたりCM動画を見たり、音楽以外の部分のスピッツを追いかけるのがとても新鮮です。お恥ずかしながら、草野さん以外のメンバーのお顔も最近になって拝見しました^^;それにしても、人間としてのスピッツもとても素敵で、知れば知るほどハマってしまっています。メンバーの皆さんがおじいちゃんになる前に、なんとかライブに行ってみたいな。

  

さて、アルバム発売前でフライングになりますが、「醒めない」があまりにツボすぎて感じたことを言葉にしたくなったので、このブログにしたためたいと思います。

 

最初にこの曲を聞いた時、思わず泣きそうになってしまいました。あんなに軽快で明るい曲なのに、です。それは「スピッツはこれからも続いていくんだ、素敵な曲を私達に届けてくれるんだ」って確信したから。それが嬉しくて嬉しくって、ちょっと涙ぐんじゃいました。

 

まずは、イントロ!スピッツの曲ってイントロが本当に素敵。今回もワクワクが高まるような素敵なイントロでした。ここだけで虜になっていまします。

 

そして冒頭の

覚えていてくれたのかい?嬉しくて上ばっか見ちゃうよ

私の解釈だと、これは若かりし頃の草野さんからの、現在の草野さんへのメッセージかな?と。初めてロックに夢中になったあの頃のボクのこと、あの頃の気持ちを忘れずにいてくれて嬉しい!って。嬉しさの表現が「上ばっか見ちゃう」ってところがカワイイ。

 

やけに単純だけど 繊細な生き物

 この曲で歌っているのは、15くらいの青春時代のことだって何かで読んだけど、分かるなぁ。あの頃って単純で、でもすっごく繊細で今から考えると自分がとっても愛おしくなりますよね。この歌、今の10代が聞いたらどんな風に響くのかな?私はもう30代だからこんな感想になりますが(笑)

 

最初ガーンとなったあのメモリーに 今も温められてる

さらに育てるつもり

「最初ガーンとなった」っていうフレーズが、良い。すごく良い。草野さんがガーンとなった曲って何なんですかね?私はスピッツでしたけど。。。でもガーンでは無いかな~もっと優しく殴られました。ガーンとなってからもう長い年月が経っているのに、「更に育てるつもり」。このフレーズが嬉しくって、救われてるスピッツファンが全国にたくさんいると思う。これからもスピッツを聞けるって!

 

任せろ 醒めないままで君に 切なくて楽しい時をあげたい

ここの「任せろ」に、私はガーンとなりました。スピッツを好きになって、15年くらい。こんな感覚になったのは初めて、かも。君っていうのは、15の頃の自分ともとれるけど、ここではファンのことともとれるよね。今の思春期まっただ中の10代の子達に向けられている、のかな?今後もずっとずっっと、素敵な曲を届けてください、とひれ伏したい気分です。

 

以上、気になったフレーズだけ抜粋して感想を書いてみました。

 

いつもどおり、良く分からなフレーズもたくさんありました。

例えば、アンドロジナス。「男女両性の特徴をもつ」とか、「性の差異を超えて自由に考え行動しようという考え方」とかいう意味があるそうです。ギターはアンドロジナス?難解です。いいんです、答えは出なくても。

 

「醒めない」について、私は「若いころロックに衝撃を受けた情熱の炎をこれからも燃やし続けていくぞ!」という宣言と受け取りました。それと同時に、年齢を重ねたからこそ思春期の自分に向けることができる優しい眼差も感じられて、キュンとなって。これぞ最高傑作、と思ったけど、他にも好きな曲いっぱいあって決められない…別に決めなくていいんですけどね。最高傑作がありすぎて困ってしまいますな。

 

アルバムに収録されている他の曲も、本当に楽しみです。