スピッツの「みなと」―悲しみの中の希望と力強さと―
スピッツの新曲、「みなと」を何度も何度もリピートしています。
船に乗るわけじゃなく だけど僕は港にいる
相変わらず、冒頭の一節だけで目の前にイメージが広がるのは相変わらず。本当にすごいなぁ…
君ともう一度会うために作った歌さ
ここの部分だけで、もう泣きそうです。
ブログを書き始めて思うけど、やっぱり歌詞って音楽と一体となって初めて完成するんですよね。歌詞だけ文字で書いちゃうと、「あれ、こんな感じだったっけ?」と違和感を感じるのですが、スピッツの音楽に乗せて聞くと本当にじーんと心に染み渡ってきます。
これまで、ずっとスピッツから離れていたけれど、この曲に出会うためにもう一度スピッツに戻ってきたのかな、って思うくらい自分の中で大ヒット中です。スピッツってキャリアが長いから好きな曲が両手で数えきれないくらいあるけれど、その中でも一番好きな曲が新曲の「みなと」ってすごくないですか??
何度も何度も聞いているうちに、感じ方もちょっとずつ変わってきて…
一度目聞いた時には、純粋に離れてしまった昔の恋人か友達に向けて歌った歌に聞こえて、しばらくすると、「君」はもう亡くなってしまっているんじゃないか、と思ったり、、、いつもどおりその時々で違う一面を発見できて、とても奥行きのある歌です。
でもね、一番好きなのは、一見悲しげな歌であるけれど、どこかに希望を感じること。これはマサムネさんの声質もある気がします。決意表明のような力強さも感じたりして。決して暗くはならないんだよね。だから、スピッツの曲には、どんな曲からも元気をもらうことができるんです。
これからも、素敵な曲をいっぱい作ってほしいな♪
次のアルバムも本当に楽しみです!